雪恋〜ゲレンデで恋して〜
そう言い、シンくんの胸ぐらにある腕をつかんで、振り払った木村さん。
「どうぞ。出口はあちらです。」
そう指を指しながら。
「それが客に対する態度かよ。」
まだキレてる客。
「お客さんだろうとなんだろうと嫌がってることは放っておけないんでね。さぁお引き取りください。」
冷静に、でも威圧的にある言い方をした木村さん。
そんな木村さんに負けたのか、男とその連れの人はブツブツ言いながら出ていった。
「すみませんでした。ここで問題起こすところだった。」
と、シンくんが木村さんに謝った。あたしも一緒に頭を下げた。
「いやいや、慣れてるから気にしないで(笑)」
そういう木村さんは全く威圧感のないいつもの木村さん。
そう思えば、いままでも木村さんに助けてもらってた時も、なんとも言えないオーラがあったな。
そんなことを考えていたら、
「慣れてるっていっつもナンパされてんの?」
と木村さんに聞いてるシンくん。
そこは気にしなくていいよ…なんて思っていると、
「いやぁ…まぁ遥ちゃんと愛菜ちゃんはかわいいからな(笑)」
誤魔化しになってないよ木村さん…
「どうぞ。出口はあちらです。」
そう指を指しながら。
「それが客に対する態度かよ。」
まだキレてる客。
「お客さんだろうとなんだろうと嫌がってることは放っておけないんでね。さぁお引き取りください。」
冷静に、でも威圧的にある言い方をした木村さん。
そんな木村さんに負けたのか、男とその連れの人はブツブツ言いながら出ていった。
「すみませんでした。ここで問題起こすところだった。」
と、シンくんが木村さんに謝った。あたしも一緒に頭を下げた。
「いやいや、慣れてるから気にしないで(笑)」
そういう木村さんは全く威圧感のないいつもの木村さん。
そう思えば、いままでも木村さんに助けてもらってた時も、なんとも言えないオーラがあったな。
そんなことを考えていたら、
「慣れてるっていっつもナンパされてんの?」
と木村さんに聞いてるシンくん。
そこは気にしなくていいよ…なんて思っていると、
「いやぁ…まぁ遥ちゃんと愛菜ちゃんはかわいいからな(笑)」
誤魔化しになってないよ木村さん…