雪恋〜ゲレンデで恋して〜
愛菜たちも帰ってきて、今日はそれぞれの部屋に戻った。


「そろそろいいんじゃない?」


愛菜が急に言ってきた。


「なにが?」


そう返すと…


「わかってるくせに〜。エッチだよエッチ。」


「えっ?」


「シンくん毎日一緒にいるんだから、辛いと思うな〜」


そう言ってきた。


わかってるよそんなこと…


「いいんだけど…シンくんとなら怖いとか感じないと思うけど、そういう雰囲気にならないし…自分から言うわけないじゃん。」


そう返すと、


「そういう雰囲気にしてないだけかもね(笑)まぁ時が来たらね」


そう言ってきたので…雰囲気にしてない?あたしが?よくわからないから流した(笑)



それからは、仲良い日々を過ごしていた。


もうすぐバイトの期間も終わる。


これからはあっちでの2人の生活が待っている。


こことはやっぱり違うのかな?毎日会ってる分不安もある。けど、ワクワクしてる。


明日、ここでの生活が終わる。少しさみしい気持ちにもなったけど、みんないい人でホントに良かった。



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