雪恋〜ゲレンデで恋して〜
そんなことを考えていたら…

「あれ?愛菜ちゃんと遥ちゃん?」

声のした方をみると、ボードウェアを着た陽人さんと慎二さん…


「やっぱそうだ!俺たちのこと覚えてる?」

そういって、声をかけてきたのは、陽人さん。

「覚えてますよ。陽人さんに慎二さん!って、2日前に会ったばっかりでいくらなんでも忘れませんよ(笑)」

そう答えたのは愛菜。

「こんばんわ。」

つづいて慎二さん。

「こ、こ、こんばんわ!」

またまた噛んじゃったよ〜あたし(泣)


「ハハハ…なんかこないだも噛んだよね遥ちゃん(笑)」

慎二さんが笑いながら言ってきた。


もう…絶対顔真っ赤だよあたし…消えたい〜(泣)


「いつもは、こんな噛まないのにね…遥(笑)」


愛菜…笑いながら言わないで!!

あたしはというと苦笑い。

「ところで、これから滑りに行くんですか?」

愛菜が陽人さんに聞いた。

「いや、今日は終わり。今帰ってきたんだ!」

「なんだ〜見たかったなぁ」

「いつでも見せてあげるよ!ってか一緒滑ればいいじゃん。」


「あたしたち、すべれないんです…」


陽人さんと愛菜が話してる。

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