雪恋〜ゲレンデで恋して〜
「あたし、陽人さん好きになった!」


エーーーッ!!

気になる通り越して、好きですか?

「たぶん一目惚れ♪カフェで初めて会ったとき、「アッ、好きかも」って思った。で、今日話して、好きだなって確信?みないな(笑)」

そう照れながら話す愛菜は、ホントに恋したなって思うくらい素敵な笑顔だった。

「そっか〜。いいね愛菜。頑張ってね♪」


「ありがと〜遥♪」


と、2人で抱き合った。


「でも、陽人さんって、愛菜のタイプと違くない?」

なんか、元カレは知ってるけど、クールな感じだし…高校の時の人も写真みたことあるけどクールっぽかったし…

でも、陽人さんは、男の人には失礼かもだけど、かわいい系?そしてちょっとチャラい感じ?


なぜ、一目惚れ?

そんな疑問を持った。


「そうなんだよね〜。自分でもなんで一目惚れしたかわかんない(笑)チャラい感じするしね〜。」

あたしの心を読んだのかと思うくらい、あたしが気になる事に答えてる愛菜。

「なんでか、わかんないけど、ホントにチャラくないことを祈る!」

愛菜はまたまた可愛らしい笑顔をあたしに向け言った。


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