雪恋〜ゲレンデで恋して〜
翌朝

早く寝たせいか、余裕をもって目が覚め、準備をして最後の戸締まり、火の元を確認して、愛菜との待ち合わせ場所に向かった。



待ち合わせ場所に着くと、約束の時間より少し早いのに愛菜は来ていた。



「愛菜、おはよ〜。早いね。まだ時間前だよ(笑)いつもならあり得ないよ(笑)」


「あっ、遥おはよー。なんか楽しみで、早く起きちゃったよ♪」


「あたしも(笑)楽しくなるといいね♪じゃあさっそく行こっか」


こうしてあたしたちは、住んでいる場所から約2時間かかる隣の県のスキー場に向かった。



電車に揺られ、バスに揺られ…


その間、あたしと愛菜は、これから始まるバイトや生活について話は尽きなかった。


おかげであっという間にスキー場に到着した。


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