雪恋〜ゲレンデで恋して〜
そのへんに座り、2人で話をする。


その時、誰かに肩を叩かれた。


振り向くとそこには、慎二さんと陽人さん。


はじめて、ウェアや帽子を被っていない2人を見る。

ホントにここに泊まってるんだ。

と変なことを考えてしまった…

「よっ!カウントダウン参加?」

そう話す陽人さん。

陽人さん…やっぱりチャラそう…失礼だけど(笑)

陽人さんは、髪が眺めの明るめで、パーマがかかっていた。

「はい、佐伯さんに誘われて…陽人さんたちも参加するなら着替えてくればよかった…」

なんて答えてる愛菜は、恋する乙女の顔♪


慎二さんは、髪が短くてメッシュがかかっていた。凄くカッコイイ!!

2人ともスウェットを来ていて、明らかにのんびりしてた感じ。


「俺たち、大学入ってから毎年ここでバイトしてるんだ。ここにいるメンバーでカウントダウンも結構楽しいよ。」


と、陽人さんは話ながらちゃっかり愛菜の隣に座った…


慎二さんは何も言わず空いてるあたしの隣に。


ボードを教えてもらった以来だから、少し緊張してしまう…


しかもスッピン、スウェットだし(泣)


< 37 / 154 >

この作品をシェア

pagetop