雪恋〜ゲレンデで恋して〜
「遥ちゃん。なにげに覚えてたんだな(笑)また1からかと思ってたけど(笑)」

「ひど〜い!!って自分でもビックリだけど(笑)」


「スゲーじゃん!!」

そう言って、また頭をクシャクシャされた。


だから…それドキドキするんだって!!

何回されても慣れない…


「じゃあ、もうちょいこの辺で練習して、午後はリフト乗って上の方行ってみるか。」


そう言われ、大丈夫かな?と不安になったけど、シンくんと乗れることが嬉しくて、うなずいていた。



それから少し、練習して2人でご飯を食べた。


ご飯を食べながらも、女の子たちの視線が気になる…

カッコイイから仕方ないんだけど…


あたしとシンくんは周りからみたらどう見えるのかな…


カップル


…には見えないか…


釣り合わないもんね…


なんて1人考えていた。


「じゃ、そろそろリフト乗るか〜!」


シンくんのその声で我にかえり、後に着いていった。


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