雪恋〜ゲレンデで恋して〜
ウェアはいいなと思ったのを何着か試着したあと、どれにするか悩む。


あたしこういうの1人で決めれないんだよね…


「遥ちゃんが決められないタイプ?じゃあさ、自分が一番良かったとおもうやつ指指そう。おれも一番似合ってたやつ指すから。」


シンくんの提案でそうすることにした。


「せーの…」


指をさされたウェア…


「ハハハ…一緒じゃん(笑)じゃあこれに決定だな。」

「うん♪」


実は一目見てかわいいと思ってたウェア。

シンくんもそれを選んでくれてたのがすごく嬉しくて、元気よく頷いた。



お会計をしている間にシンくんとハルくんが買ったやつを車に運んでくれる。


お会計中


「いやぁ、アイツたちがここに女の子連れてきたの初めてだよ。」


そう言ってきたのは、ここの店長さん。見た感じ30くらい?

「えっ?そうなんですか?」

と嬉しそうな愛菜。


あたしだって嬉しい。特別な感じがして。


「うん。特別なんだな。ってアイツらには言わないでね。怒られちゃうから(笑)」

そう言われる。


嬉しいけど、特別は愛菜だけだよ…

あたしはついでだし?


愛菜が羨ましかった…



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