雪恋〜ゲレンデで恋して〜
すごく暖かい…


「遥は?俺のことどう思ってる?」


頭の上から声が聞こえる。

「あたしはシンくんが大好き。多分一目惚れだと思う。話すうちにもっともっと惹かれて…だから今凄く嬉しい。」


頭を撫でながら聞いてくれたシンくん。

「シンくん…大好きだよ。」

そういうと、ギュッと抱き締めてくれた。


しばらく抱き合ったまま、何も話さない2人。


でも、凄く心地よくて、暖かくて幸せだった。


「遥…」


呼ばれて顔をあげる。


シンくんはあたしにキスをした。


恥ずかしくてシンくんの胸に顔を埋める。


シンくんの匂いがしてますますドキドキした。


「やべ〜。俺今サイコーに幸せすぎる。」


そう言って、強く抱き締めるシンくん。


「あたしも…幸せ。」


そう返して顔をあげる。


シンくんとあたしはまたキスをする。


さっきより長く…


そして2人で照れた。


あたしとシンくんも付き合うことになった。


愛菜とハルくん


お互いの恋を実らせて、ずっとこの幸せが続きますように…


心からそう願った。


< 81 / 154 >

この作品をシェア

pagetop