Smoke ♥ Kiss


「うちの人、いないの?」

コクンと首を縦に振った。
顔が赤いの、バレそう.....。

うちは両親が共働きだから、昼は誰もいない。


「ひとりで大丈夫か?」

これには首を振らなかった。
ひとりが寂しいからか、先生といたいからかわかんないけど、ひとりになりたくなかった。



「温かくして寝てろ。.....俺が隣にいるから」

あたしは小さく頷いた。




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