先生とボールペン
「高戸くん、ごめんね、
待たせちゃって どうしたの?」
小走りで彼に駆け寄った。
高「えっと、あのさ今度
一緒に遊び行かない?」
「えっ?」
高「別に普通に買い物したり
とかさ、映画見たりとか‥」
「う うーん、」
高「いや。だめなら
全然、うん、全然いいんだけどさ」
「いや、別にいやってわけじゃ
ないんだけど‥」
高「まじ?!
じ じゃあまたメールするから!
行こう!じゃあね」
「え、あの‥」
高戸君は走って自分の教室へと
入って行ってしまった。
.