先生とボールペン



鍵盤を押せば 誰もいない
音楽室にピアノの音だけが響く


無心になってひたすらピアノを弾いた



弾き終わると どこからか拍手が聞こえた、 


拍手の聞こえてくる
ドアの方を見ると そこにいたのは



ドアに寄り掛かる櫻井先生だった





(ピアノ、うまいんだね)
(先生 いつからいたんですか?)




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