先生とボールペン


私はおかしいのかもしれない



櫻井先生の笑顔が頭から離れない

そして、胸がきゅーと痛くなるのだ、


苦しくて、締め付けられるような痛み




やっぱり 私 変なんだ





次の日私は社会科準備室に
この前提出したノートを取りに行った


必然的にそこには櫻井先生がいて、

会いたいような、会いたくないような



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