先生とボールペン


あたし、先生の近くに
いれれば あとはなにもいらないのに


なにも怖くなんかない


「あたしは、先生の近くに
いれないことのほうが

辛いし、さみしいよ」


櫻「ね、りこ

たくさん 傷つけることが
あるかもしれない、

辛いことだって たくさんあると思う


それでも りこがいいなら

僕と付き合ってくれませんか?」

やっと、聞けた


1番聞きたかった言葉が




「‥はい。」



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