先生とボールペン



「いいですよ 悪いですから」



櫻「何言ってんの、
俺がまだ一緒にいたいだけだから。」


確信犯だよ、


そんなこと言って、

喜ばない人いるわけないじゃん



櫻「ほら、行くよ」

今まで腕をつかんでいた先生の大きな手は


いつの間にかあたしの右手と繋がれていた。



「せ、んせい、ここ学校だから 
だめだよ、」



櫻「暗いし、みんな帰っちゃった
からだいじょーぶ。」




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