先生とボールペン



優「やばっ!授業はじまるよ」

美「本当だ、じゃあまたあとでね」



そう言って二人は自分達の席に戻ってしまった


あたしは授業が始まってもなんだか
集中できなくて寝てしまった





いつの間にか 周りはお昼の時間になっていた。


優「ねぇ、りこー 起きなよ、もうお昼だよ」


美「ってか りこが寝るなんて珍しいね(笑)」



「ふふ、眠くなっちゃった」

ごめんごめん、と二人に謝り
お昼を食べようとしたとき

廊下側にいた友達が私を呼んだ



(りこー、呼んでるよ!
隣のクラスの高戸君だってさ)



優・美「来た! まただ!」


「何が(笑)?ちょっと行ってくるね」



優「鈍感なんだから、」

美「本当‥、」


そう呟かれていることも知らずに…





.
< 5 / 61 >

この作品をシェア

pagetop