先生とボールペン

告白の力、



私は高戸君の後ろを着いていく

そのまま高戸君に連れられて音楽室に来た。


ずっと彼は黙り込んでいる


「あの…。」

さすがに沈黙は辛いと思い
ついに声をかけてみた



高「あの、ごめん えっと…
俺、佐藤のこと1年の時から好きで
よかったら付き合ってほしいんだけど、」




ただ、単純にうれしかった

告白されるのは嬉しい。
勇気を振り絞って一生懸命
気持ち伝えてもらうなんて
幸せすぎるし、どきどきする


けど、これは恋じゃない

中途半端な気持ちで答えちゃいけないんだ


「えっと、あの
ありがとうございます、でも
ごめんなさい。」


高「…なんで?
好きな人とかいんの?」





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