先生とボールペン


体育館裏は影になっているから
滅多に人の出入りも無いし、
ここからなら車に乗っても
ばれることはない


待っていると、す‥― っと
車が止まった



雅紀君の車に乗り込むと

雅「ばれなくてよかったー」


と安心したように言った


そして車を走らせはじめた



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