白い蝶々
出会い
母は狂ったように病気について調べていました。
私も地元で穏やかに過ごすようになりそんな母を一番近くで見ていました。
母は自分一人で父を支えられないと判断したようで兄弟に相談していました。
それで親戚の製薬会社のお兄さんの紹介で大阪の病院を紹介されました。
私達は岐阜から行ったんです。
私も当時一人で時間を過ごす勇気がなく親友と夜の道を目的もなく車を走らせていました。
かかってくる着信に
誰も助けてくれない。助けて。
と泣きつき皆を困らせました。
大阪と岐阜の距離は思ったより遠くに感じました。
病人とは思えない位の父の姿に私は自分で何とか助けてあげられるかもしれないなんて思ったこともありました。
大阪に父を残し私と妹は岐阜へ帰りました。
私も地元で穏やかに過ごすようになりそんな母を一番近くで見ていました。
母は自分一人で父を支えられないと判断したようで兄弟に相談していました。
それで親戚の製薬会社のお兄さんの紹介で大阪の病院を紹介されました。
私達は岐阜から行ったんです。
私も当時一人で時間を過ごす勇気がなく親友と夜の道を目的もなく車を走らせていました。
かかってくる着信に
誰も助けてくれない。助けて。
と泣きつき皆を困らせました。
大阪と岐阜の距離は思ったより遠くに感じました。
病人とは思えない位の父の姿に私は自分で何とか助けてあげられるかもしれないなんて思ったこともありました。
大阪に父を残し私と妹は岐阜へ帰りました。