アイドルになら殺されてもいい!
「ありがとう!ママはこれからも
頑張るからね!


本当にありがとう!」



俺の顔はたぶん
にやけているんだろう。



もういい。



彼女が変な事を言っても
親が帰ってこなくても




もういいや!



俺は新しい生活を彼女と
始めるんだ。





そう決意した俺の後ろで
何やら「にゃーご」という鳴き声が聞こえる。



振り向くと猫がいた。
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