同居以上、同棲未満。
「どうぞ…」
紅茶のマグを手渡す。
「さんきゅー♪」
感謝は出来るのね一応…なんて妙なとこに感心。
私の存在なんかシカトでテレビを見てる片桐…蘭さん…うーん、どう考えてもこの見た目にこの名前はないでしょ。
こんなカッコイイ人に…って、え?何考えてんだ私!
でも、マジでかっこいいのは本当だった。
彫刻みたいに彫りの深い整った横顔。
染めてるのか地色か知らないけど深いアッシュブラウンの髪が目にかかるのを、マグを持ってないほうの手でかき上げる仕草は、なんかちょっと日本人離れしてる感じ。
何考えてんのか分かんない、瞳の色は濃いグレー。
「なに、ジッと見ちゃって」
「あ、すっ、すいません」
また謝っちゃったよ…
「話せば?なんか、自分のこと」
「え?」
「どうせ一緒に暮らすんだし、仲良くなろうとか思わねぇの?」
そんなこと、にたり笑顔で言われても…ってか!
あたしホントにこの部屋に住んで大丈夫なの??!
紅茶のマグを手渡す。
「さんきゅー♪」
感謝は出来るのね一応…なんて妙なとこに感心。
私の存在なんかシカトでテレビを見てる片桐…蘭さん…うーん、どう考えてもこの見た目にこの名前はないでしょ。
こんなカッコイイ人に…って、え?何考えてんだ私!
でも、マジでかっこいいのは本当だった。
彫刻みたいに彫りの深い整った横顔。
染めてるのか地色か知らないけど深いアッシュブラウンの髪が目にかかるのを、マグを持ってないほうの手でかき上げる仕草は、なんかちょっと日本人離れしてる感じ。
何考えてんのか分かんない、瞳の色は濃いグレー。
「なに、ジッと見ちゃって」
「あ、すっ、すいません」
また謝っちゃったよ…
「話せば?なんか、自分のこと」
「え?」
「どうせ一緒に暮らすんだし、仲良くなろうとか思わねぇの?」
そんなこと、にたり笑顔で言われても…ってか!
あたしホントにこの部屋に住んで大丈夫なの??!