同居以上、同棲未満。
煮付けを魚用のお皿に取ったり、肉じゃがやおひたしを小皿に盛り付けたりしてる間、片桐さんが妙にこっちを見てくるから緊張しちゃった。
対面キッチンって憧れてたけど、こーゆー時は気まずいかも…気まずいなんて思ってるの私のほうだけだと思うけど。。
片桐さんのことだから「まだ?」とか催促されまくるのかと思ってたのに大人しく待ってて、ホント子供みたい!と思いながら目の前に料理を並べてあげる。
「ありがとー」
「どういたしまして。あ、お魚骨あるから気をつけてくださいね」
「この俺が魚の骨なんかにやられると思うか!」
そういう問題?なんかムキになる片桐さんがおかしくて、笑っちゃった。
「初めて笑ったな」
「え?」
「ったく、俺と一緒にいてにこにこしてない女なんて人生初だぜ」
「…やっぱ王様」
「あ?」
「ううん、なんでもっ」
「なんだよ」とか言いながらも美味しそうにご飯をほお張る片桐さんを見て、なんかほんとに可愛く感じられてきちゃったんだ。
あたしはすっごいにこにこしてたと思う。
対面キッチンって憧れてたけど、こーゆー時は気まずいかも…気まずいなんて思ってるの私のほうだけだと思うけど。。
片桐さんのことだから「まだ?」とか催促されまくるのかと思ってたのに大人しく待ってて、ホント子供みたい!と思いながら目の前に料理を並べてあげる。
「ありがとー」
「どういたしまして。あ、お魚骨あるから気をつけてくださいね」
「この俺が魚の骨なんかにやられると思うか!」
そういう問題?なんかムキになる片桐さんがおかしくて、笑っちゃった。
「初めて笑ったな」
「え?」
「ったく、俺と一緒にいてにこにこしてない女なんて人生初だぜ」
「…やっぱ王様」
「あ?」
「ううん、なんでもっ」
「なんだよ」とか言いながらも美味しそうにご飯をほお張る片桐さんを見て、なんかほんとに可愛く感じられてきちゃったんだ。
あたしはすっごいにこにこしてたと思う。