同居以上、同棲未満。
◆初めての嘘
校門をくぐって、ゆりちゃんと別れた。ホームルームが違うから、英語の授業以外は一緒にいないけど、うーん、ちょっと心配。
ゆりちゃんって、隙ありまくりってゆーか、実際お嬢さまらしいし、変な男に声かけられたりしないといいな。。なんて。
「おはよ!利奈!」
またしても背後から声をかけられる。今度は聞き慣れた…元気いっぱいの声。
「ゆ…祐樹…おはよ。。」
「どうしたの?元気ない?」
「う、ううん」
心配の種はあなたです、とは言えない。。
「今日バイト、6時からなんだ。授業3時に終わるじゃん?そのあと利奈んとこ寄っていい??」
すっごい笑顔で聞いてきてますけど。。む、無理なんだよ祐樹。。そしてその理由を私は言えません(涙)
「ご、ごめん、無理なんだ、それ」
「?なんで?なんか予定あるっけ今日?」
「違うの。今日が、とかじゃなくって…あの…」
不思議そうに顔を覗き込んでくる祐樹。
あーっ、やばい、なんか上手い言い訳を考えないとっ!
ゆりちゃんって、隙ありまくりってゆーか、実際お嬢さまらしいし、変な男に声かけられたりしないといいな。。なんて。
「おはよ!利奈!」
またしても背後から声をかけられる。今度は聞き慣れた…元気いっぱいの声。
「ゆ…祐樹…おはよ。。」
「どうしたの?元気ない?」
「う、ううん」
心配の種はあなたです、とは言えない。。
「今日バイト、6時からなんだ。授業3時に終わるじゃん?そのあと利奈んとこ寄っていい??」
すっごい笑顔で聞いてきてますけど。。む、無理なんだよ祐樹。。そしてその理由を私は言えません(涙)
「ご、ごめん、無理なんだ、それ」
「?なんで?なんか予定あるっけ今日?」
「違うの。今日が、とかじゃなくって…あの…」
不思議そうに顔を覗き込んでくる祐樹。
あーっ、やばい、なんか上手い言い訳を考えないとっ!