ハチミツ王子と俺様王子
「お、お邪魔します…。」

なにここ!?


高級ブルジョアマンションだ!!


それぞれの階に一つずつ…つまりこの階全部、大河の家…。


なにもかもズルい。


「早く来いよ!」


大河にそう言われ、私は恐る恐る中に入ってみた。


広っ!!


なんじゃこりゃ…。


リビング、ベッドルーム、バスルーム、衣装室、トイレ、台所、プライベートルーム、etc…


ここ…まぢでマンションかよ!?


お城だ…。


「なに突っ立ってんだよ!早く座れよ!」


大河がポンポンと自分の座っているソファーを叩いた。


「はい…。」


私は大河の横にチョコンとすわった。


「なぁ…。」


「なに?」


いきなり大河が顔をちかずけてきた。


近い!!


「なんか…ムラムラしてきた。」


「はっ?」


「だって好きなやつを自分の家につれてきてんだぜ?そりゃムラムラするだろ!」


エロイ!


こいつ…エロイ!


「やらね?」


「!?」


「やべぇ俺、我慢できねぇや…。」


「えっまぢで!?」


「わりぃかよ…。シャワー浴びてくるわ。」


ウソっ

まぢで!?




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