ハチミツ王子と俺様王子
帰り道…大河が、私の様子がおかしいに気付きだした。



「葵…どうしたんだ?」




言えない…



あの事だけは言えない。



大河を傷つけたくない。



失いたくない。




「別に?いつもの私だよ!」




「今日、俺ん家来いよ。」



「うん…。」




大河が好き。




なのに…


陸が頭から離れない。






私は大河のものでいたい。


横入りなんて、



誰もしてきちゃだめ。




やっと幸せになれたのに…。




これも…



崩れていくの?





苦しい







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