ハチミツ王子と俺様王子
-陸side-


「話ってなんですか?」


「いやっあんた、大河のこと好きでしょ!」



「はい。」



なんか、こいつ話ずらいなっ…。



「大河くんは葵ちゃんのことが好きなんですよね?」


げっ…なんでこいつしってんの!?



まぁいいやっ



「単刀直入に言うけど、手を組まないか?」



「はっ?」



「つまり、お互いに協力して、欲しい物を手に入れようってことだよっ!」



しばらく沈黙が続いた。



早くしてくんねぇかな?



そうイライラしていると



「いいですよっ♪私も大賛成です★」



「んじゃ決まりね!はいっ俺のメアド~。」



そういって、薄っぺらい紙を渡した。



「以外と腹黒なんですね。」



「ギャップって、以外と人気なんだよっ?まぁ…本性は葵にしか見せてない。」


ニコッと俺はハニカミ、屋上を後にした。



さぁ…


これからが本番だ!



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