ハチミツ王子と俺様王子
キーンコーンカーンコーン…

「やったぁ!やっと午前中の授業がおわったぁ♪」

「葵!!屋上で弁当たべよ!」

っというわけで…今から待ちに待ったお弁当です!

いやぁ~今日は何かな~★
唐揚げ?

ミートボール?

楽しみだな♪

よしっもう少しで屋上だっ♪


ガチャッ

「ついたぁ!!美里っ早く食べよ!!」

「葵…階段のぼるの早いよ」



カパッ…

おぉ!!今日は春巻きだぁ!
うまそっ★

「「いっただっきまーす」」


「まぢでさぁ!いい加減にしてくれよ!!」

??

奥のほうからなんか聞こえる…

女の人と男の人の声だ!!

なんか、もめてるっぽい…

食べずらい…

「なんか、おもしろそうだね…」

美里がいきなり立ち上がった。

「どうしたの?」

「見に行こ!」

「はっ!?だめでしょ!!みつかったらヤバイって!!」

「大丈夫♪」

あきれた…こいつ将来、社会の辛さを知らずにひっそりと死んでくパターンのやつだ…

絶対!!

「っ!ちょっ…美里!!腕引っ張んないで!!」

「しー!!静かに!バレちゃう!!」

美里に強引に引きずられ、物影からこっそり覗いてみたら

栗色の長い髪の女の子がいた。

フランス人形みたい…

かわいい!!

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