I♥DOLL
Second*
協力
***
信じられない。
目の前に立っている男子生徒の顔に見覚えがあった。
それだけじゃない。
ふわふわしたようなあの雰囲気は…この前の!
最初は教室全体を見渡していた彼の視線があたしに向けられた時。
あたしの体全体がドキドキ、高鳴った。
きっと、この前あったヤツだってバレたんだ!
そう思った。
けど、彼の視線はあっさりあたしから離されてまた教室を見渡している。
あれっ?
わからなかったのかな?
目が悪いとか?
「それでは、中田くんは宮川さんの隣に座ってくれる?」
えっ、嘘嘘。きた―っ!!
まるで少女漫画のような展開。
再会を果たした転校生と席が隣…。
そして、意気投合して気が付くと仲良しに。
で、気が付いたら「かけがえのない存在」と気づいて付き合う…な―んて。
でもないな。
まず相手が相手だし。
それにあんなふわふわ系な男子と派手なあたしとじゃ全然、つりあわないし。
信じられない。
目の前に立っている男子生徒の顔に見覚えがあった。
それだけじゃない。
ふわふわしたようなあの雰囲気は…この前の!
最初は教室全体を見渡していた彼の視線があたしに向けられた時。
あたしの体全体がドキドキ、高鳴った。
きっと、この前あったヤツだってバレたんだ!
そう思った。
けど、彼の視線はあっさりあたしから離されてまた教室を見渡している。
あれっ?
わからなかったのかな?
目が悪いとか?
「それでは、中田くんは宮川さんの隣に座ってくれる?」
えっ、嘘嘘。きた―っ!!
まるで少女漫画のような展開。
再会を果たした転校生と席が隣…。
そして、意気投合して気が付くと仲良しに。
で、気が付いたら「かけがえのない存在」と気づいて付き合う…な―んて。
でもないな。
まず相手が相手だし。
それにあんなふわふわ系な男子と派手なあたしとじゃ全然、つりあわないし。