冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
崎冬馬が、突然口を開いた。
「俺、真面目にお前が好きだよ。人を好きになったのは、これが初めてだ。
………説明、ほめてくれて、ありがとう。」
「う………ん。」
「しょうがねぇな……
俺、お前を振ってやるよ……」
「えっ!ホント?!」
「あぁ、『ゴメン。付き合えない。』」
「ありがとう!
ツバキとスイレンに報告してくる!」
ナデシコは、一旦ドアに手をかけた。
しかし、くるりと戻ってくると、崎冬馬ね耳もとでささやいた。
「明日、朝7時に学校に来て。
待ってるから。」