冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
「はぁっ、はぁっ……」
崎冬馬の車で学校まで来たものの、さすがにまだ下校時間になったばかり。
校門あたりには生徒がたくさんいる。
「ここから、しばらく1人だけど、大丈夫か?」
「うん。」
すぐに行くから。と言った崎冬馬とわかれて、
走って旧校舎に行った。
「ツバキ!スイレン!」
2人は手足を縛られて、並んでいた。
男達…というのは、ただの脅しだったようだ。
そして、その奥の机に、
上品に座る女性が目に入った。