冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
「俺が原因なんだな。俺にどうして欲しいんだ?俺が従ったら、雅を傷つけないのか?」
静かに崎冬馬が言った。
「せ……先生……?」
「そうね…冬馬君が、あたしを抱いてくれたらいいわ!どうせ、このお子様はまだ冬馬君に抱かれてないでしょ?先に抱いて。」
いかにも夜の女の発言だった。
が、
「わかった。一度だけ…寝てやるよ。それきり、関わるな。」
「えぇ。ま、冬馬君があたしを抱いて、あたしから離れられなくなるのは目に見えてるわ。その時は、素直にあたしに移ってちょうだいね!」
「先生……?!ウソでしょ?あ……たし…じゃない人と……?」
ナデシコは今までのチャンスを思い出して、後悔した。
「いやぁ………!!」