冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~



崎冬馬はポケットから黄色い紙を出した。



「ほら、これやるから。帰れ帰れ。」



「なんすか、これ。」



「早退届。適当に熱でも出しとけ。」





レンの顔がパアッと明るくなった。



「あんがと、崎先生!」

レンは、ミズの腕を引っ張り、階段をかけおりていった。











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