冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~





目を開けると、目の前は真っ暗だった。

それもそのはず。
崎冬馬の上着が、ナデシコの頭まですっぽりとかぶさっていたからだ。



「先生…」



ナデシコは呟くと、ソファから起き上がり、辺りを見回した。



誰もいない。



ナデシコは、朝おきたことを思い出すと、
身震いした。





< 87 / 192 >

この作品をシェア

pagetop