『携帯彼氏』の災難!?
災難のハジマリ
「あっ、ケータイ教室に忘れちゃった。ちょっと取ってくるから、ミナ、先に行ってて」
「うん、分かったぁ」
友人のミナを先に移動教室へ向かわせ、私、マカは教室へ早足で戻る。
昼休みが終わり、次は音楽室で音楽の勉強だ。
なのにケータイを机の中に入れっぱなしにしてしまった。
高校三年にもなって、ちょっと情けないかもしれない。
「早く行かないとな」
ぼそっと低く呟き、教室の引き戸を開けた。
「ひっ…!」
…ところが予想外の展開。
一年の時、同じクラスだった女の子が、私の机の中に手を突っ込んでいたのだ。
「…どうしたの?」
「うん、分かったぁ」
友人のミナを先に移動教室へ向かわせ、私、マカは教室へ早足で戻る。
昼休みが終わり、次は音楽室で音楽の勉強だ。
なのにケータイを机の中に入れっぱなしにしてしまった。
高校三年にもなって、ちょっと情けないかもしれない。
「早く行かないとな」
ぼそっと低く呟き、教室の引き戸を開けた。
「ひっ…!」
…ところが予想外の展開。
一年の時、同じクラスだった女の子が、私の机の中に手を突っ込んでいたのだ。
「…どうしたの?」