『携帯彼氏』の災難!?
それでも何とかなると、私はこの瞬間まで思っていたのだが…。

「じゃーん! 見て見て! マカ、あたしもケータイ彼氏出来たのぉ」

んがっ!

教室に戻ると、席に座っていたミナが笑顔でとんでもないことを言ってきた。

「みっミナ…。昨日、あれほど言ったのに…」

「だぁってぇ、マカから聞いたらどぉしてもやりたくなっちゃって。でも夢中になりすぎて、もうすぐラブゲージ100いきそうなのぉ」

って、ちょっと待てっ!

0か100にいったら、ヤバイんじゃなかったか?

いや、マズイんだっけ?

いやいやっ、どっちも同じだ!
< 27 / 92 >

この作品をシェア

pagetop