『携帯彼氏』の災難!?
「でもよぉ、どーすんだよ、マカ。いくらウチの血縁者とは言え、本当に無事で済むか分からないだろ?」
シヅキは資料に目を向けている。
そこには携帯彼氏が関連しただろう、事件の報告書が書かれてある。
「まっ、一種の地縛霊だからな。物に憑くならまた別なんだが、コレはまた別件だからな」
「ややこしいな」
「ああ、だから厄介なんだ」
「それで? ボク等がすることは?」
セツカは楽しそうに聞いてくる。
状況を面白がってやがる。
「シヅキとセツカは独自で調査してほしい。ヒミカは婚約者のキシと一緒に」
「キシと? いいの? 巻き込んでも」
「今回はウチの血縁者は関わり無いからな。調査する内容は、コイツ等の仕組み。それさえ分かれば、解放される」
シヅキは資料に目を向けている。
そこには携帯彼氏が関連しただろう、事件の報告書が書かれてある。
「まっ、一種の地縛霊だからな。物に憑くならまた別なんだが、コレはまた別件だからな」
「ややこしいな」
「ああ、だから厄介なんだ」
「それで? ボク等がすることは?」
セツカは楽しそうに聞いてくる。
状況を面白がってやがる。
「シヅキとセツカは独自で調査してほしい。ヒミカは婚約者のキシと一緒に」
「キシと? いいの? 巻き込んでも」
「今回はウチの血縁者は関わり無いからな。調査する内容は、コイツ等の仕組み。それさえ分かれば、解放される」