『携帯彼氏』の災難!?
―翌朝。

「ふあぁあ」

「大きな欠伸ですね。マカさん」

「ホント。女子高校生とは思えないわね」

朝の8時。

喫茶店で、キシとヒミカと会っていた。

二人は早速、今朝の7時に連絡を寄越してきた。

キシが情報を掴んだという。

…今日が休みで良かった。

「はい、どうぞ」

キシは雑誌サイズの茶封筒を寄越してきた。

「携帯彼氏のサイトのことを詳しく調べましたら、彼等の仕組みが理論上、分かりました。そのことについて書いています」

「理論上?」

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