『携帯彼氏』の災難!?
そして店を出て、お昼近くになっていることに気付いた。
人が多くなってきている。
「さて、どうせなら菓子の一つでも作ってやるか」
『マカ、お菓子作りするの!?』
「…良い反応だな、ハズミ」
私はにやっと口だけ笑い、ハズミを睨んだ。
『ちっちがっ…! ホラ、マカって人に命令してやらせてる場面が多いからさ』
ハズミはあたふたと手と首を振りながら、必死に言った。
「まあな。でも自分で料理や菓子ぐらい作る。こったものではないにしろ、一般的なものはな」
『じっじゃあクッキーとか?』
「それでも良いが…ミナはゼリーが好きなんだ。ケーキは毎年、ミナの母親が手作りで作っているし、少し豪華なゼリーで良いだろう」
『ゼリーか。良いなぁ。オレもマカの作ったの、食べてみたかった』
人が多くなってきている。
「さて、どうせなら菓子の一つでも作ってやるか」
『マカ、お菓子作りするの!?』
「…良い反応だな、ハズミ」
私はにやっと口だけ笑い、ハズミを睨んだ。
『ちっちがっ…! ホラ、マカって人に命令してやらせてる場面が多いからさ』
ハズミはあたふたと手と首を振りながら、必死に言った。
「まあな。でも自分で料理や菓子ぐらい作る。こったものではないにしろ、一般的なものはな」
『じっじゃあクッキーとか?』
「それでも良いが…ミナはゼリーが好きなんだ。ケーキは毎年、ミナの母親が手作りで作っているし、少し豪華なゼリーで良いだろう」
『ゼリーか。良いなぁ。オレもマカの作ったの、食べてみたかった』