俺と私
「失礼しまーす」
ドアをノックして中に入った
「君が1年の中川君かい?」
「そうですけど・・・」
呼び出しといて俺の顔も知らないのかよ・・・

「そうかそうか まぁそこに座って」
何1人で納得してるんだ?

近くにあった椅子に座るとコーヒーを差し出された
「この校舎日当たり悪いから寒かったでしょ これ飲んで」
やさしそうな笑顔だ

「じゃあいただきます ところで話ってなんですか?」
「そうだ話ってのはね――――――」
山下の携帯がなる

「――――――ゴメン 10分くらいで戻るから待ってて」
携帯を見て山下はそそくさと部屋を出て行ってしまった
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