彼と彼女のヒミツな関係♪
でもその一生懸命さが
周りにも伝わってきて
気が付いたらいつも助けたくなるんだよな。
だから今だって
「きゃぁあ!」
階段から落っこちになっていた黒崎を
抱きかかえて助けたりしてしまう。
「しっかりしろよ」
「…」
なんだよ、
人が助けたんだからありがとうくらい..
「須賀くんてすごいね!」
まっすぐ俺を見つめる瞳は
くりくりとまんまるで黒くて。
その中心部には当たり前なんだけど、俺が映っている。