彼と彼女のヒミツな関係♪
「仲いいんだね、二人」
「何だよ、ヤキモチか?蓮」
「違うよ、二人が仲良くなってくれて僕も嬉しいよ」
「そうだよな」
本当に嬉しそうに笑う大島くん。
「でも!あたしはもっともっと大島くんと仲良くなりたいの」
「何だよ、黒崎告白か?」
須賀くんがからかうようにあたしを見る。
「ち、違うもん!あたしはただもっと大島くんと仲良くなりたくて・・」
「それを人は」
須賀くんがそこまで言ったのと同時に
授業開始のチャイムが鳴る。
「あ、帰らねーと」
「あ、うんじゃあまた」
「あぁ、またな、黒崎も」
「あ、うん」
須賀くん、今何を言おうとしたんだろう?
それを人は..の次は?
「うーーーーん」
「あの、黒崎?先生そんなに難しい問題出してるか?」
「え?」