彼と彼女のヒミツな関係♪
気がつくと先生が心配そうな顔であたしを見ている。
「?何?あたし何かしちゃいました?」
きょろきょろ顔を動かすと
「あんたさっきからうーんうーんって唸ってたんだよ?」
そうなんだ。
あたしそんなに唸ってたんだ...
「ってかなんかの悩みかよ、心」
「相談なら俺たちが乗るぜ~?」
「ちょっとまたあんたらは!!心にちょっかい出したらタダじゃおかないからね!!」
「そんなんじゃねーよ」
百合ちゃんと男の子たちが何か話をしている。
「あのぉ・・授業続けてもいいか?」
先生が小さく手を挙げると
「「どーぞどーぞ!!」」
クラスの人たちの声が一斉に聞こえた。
「で、何を悩んでるのよ?」