彼と彼女のヒミツな関係♪


「今日は気分が優れませんので」

「何だよ、それ」

「ご自分の胸に手を当てて考えてみたらどうですか?」


百合ちゃん?なんだか冷たい・・。


柏原先生が百合ちゃんを睨むけど

百合ちゃんはツーンとしてるだけ。


「あっそーかよ」

くるりと反対を向くと諦めたのかな

「授業始めるぞ!!」


怒鳴りながら授業が始まった。



百合ちゃんはいつも真面目で。


係をサボってる所なんて見たことないのに。


それに・・


百合ちゃんに話を聞いてもらったのは
あたし。


本当にいけないのは

あたしなんだもん




「先生、百合ちゃんは悪くないんです!!」


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