彼と彼女のヒミツな関係♪



『やだな、あたしが大島くんの事好きなわけないよ。
大島くんの事は好きだけど。でもそれはお友達としてで』

『・・そっか。でも何だか黒崎、大島の事好きなように見えたし』

『そんな事ないってば!あたし応援するからね!大島くんと
須賀くんの事!』



“応援する”なんて言ったくせに

心の中がぽっかり穴が空いた感じがして。


ブンブンっと首を左右に振ってからパンっと頬を叩いて
気合を入れる。


しっかりしなくちゃ、心!

せっかく須賀くんがあたしを頼ってくれたんだから!


でも・・

もし須賀くんの言うとおりだったら・・


あたしと須賀くんは・・


「それじゃあ行先決めようか!」




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