彼と彼女のヒミツな関係♪




「す、須賀くん、ちょっといい?」

「あぁ」


朝学校に着いてすぐ、自分の教室には向かわずに、
須賀くんのいる教室へと足を進めた。


突然声をかけられた須賀くんとクラスの皆さんはかなり驚いた顔をしてあたしを見たけれど、

でもいいよ、周りの人達の反応に気にすることなく
そう言って誰もいない空き教室へと付いてきてくれた。


その間も


心臓がドクドクしてるのが体中に伝わってきて


手が震えてしまう。



やめちゃう?

やっぱやめて何でもないって言っちゃう?

そしたらきっと須賀くんともお友達...


「って、あたしのバカぁーーーー!」

パンパンっと両手で頬を叩いて気合をいれる。


朝決めたじゃん。たまに約束したもの。


あたしは..あたしは


「あのね、須賀くん..あたしね」

「好きなんだろう?大島の事」

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