彼と彼女のヒミツな関係♪
恥ずかしいけれど、でもこの気持ちはホンモノ。
小さく頷くあたしに
「よく覚悟して言ってくれたな」
そう言ってポンポンっと頭を撫でてくれた。
「ごめんね」
「何で謝んの?」
「だって..その..」
同じ人を好きになっちゃうって..
友達なのに..
「俺さ、少しだけ嬉しいんだ」
「え?」
「お前がライバルで」
「須賀くん..」
「俺は多分..いや絶対にあいつと両想いになる事はないけれど」
「そんな事!」
「でもこうして一緒に頑張れるのがお前で嬉しい」
少しだけ切なそうに笑う須賀くん。
それが本当に大島くんを好きなんだなって教えてくれる。
「いつから好きだったの?大島くんの事」
「いつから..なんだろうな気付いたらもう好きだったよ」