彼と彼女のヒミツな関係♪


ウキウキ笑顔で答えてくれる。


「まぁあんま浮かれて迷惑かけんなよな」

「大丈夫!だって同じグループに蓮君が一緒なんだもん」


れれれ...蓮くん?


「今蓮くんって..」

「そーよ、私達、修学旅行中に付き合う予定だから」


「は?」

「え?」


「まぁ告白はまだだけどぉー。でもきっとこの私の告白を受け入れてくれるはず!」

ちょ..ちょっと待って...


「あのぁ..近藤さん?」

「何?良かったー黒崎さんが須賀の事を好きで」


「は?」

「え?」


ちょっと、近藤さん?何を勝手に言っちゃってるの?

「大丈夫、大丈夫、誰にも言わないし」

「あの、そーじゃなくて!!」

「お前..本気で大島の事好きなのか?」


須賀くんの質問に


「そーよ、私、大島君の事が好き。だからあんた達、くれぐれも邪魔しないようにね」


そそそ....

「「そんなぁーーーー!!」」


教室中にあたしと須賀くんの声が響き渡った。



< 172 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop