彼と彼女のヒミツな関係♪
う、ううんダメだあたし!
頑張るって決めたんだもん!
あんな風に言われて
そりゃあ..ショックだったよ?
最高潮に落ち込んだよ?
でもでも
絶対に振り向かせるって決めたんだもん!
決意したんだもん!
「でもなぁ~」
空を見上げて考えてみる。
大島くんってどんな人が理想なんだろう?
あたしみたいな子供っぽいこなんて
絶対にダメだろうな~。
「心ちゃん?何考えてるの?」
お家に帰ってソファに座ってずーっと考えてたあたしに
おばあちゃんがお茶が入ったカップを二つ持ってきた。
「おばあちゃん..」
「はい、これ」
そう言ってあたしの前に置いてくれた温かいお茶。
「何か困った事があった?」