彼と彼女のヒミツな関係♪


ふわわ~んと体が宙を浮いているみたいな気分。


このままあたし倒れちゃってもいいや。


だって大島くんが


あたしのことをスキ...


スキって..スキって..


「きゃあああ~~~~~!!」


いきなり大きな声を出したあたしに


「な、なんだどうしたんだ?」


歴史の先生が驚いた顔をしてあたしをみる。


「あ、何でもないです~」



本当は何でもあるけど!!

世界中の人に声を大にして伝えたいけど

マイクで叫んでやりたいけど


でもそれは出来ないのだ。



だって...


「ヒミツにして欲しいんだ、僕と付き合う事」




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