彼と彼女のヒミツな関係♪
廊下を歩きながら須賀くんがあたしに早速質問してきた。
うまくいってる、なんて言えるのかな?
でも付き合ってる事はヒミツなんだもの。
「あ、それが今はちょっと蓮くんへのアタックはお休み中で」
「そっか」
あたしの答えにそれだけ答えて一つだけため息をつく。
何だろう?あたしなんか変な事言っちゃったかな?
「俺さ、ちゃんと告白したよ」
「え?」
「直接じゃなく、電話だったけどな」
そう、なんだ。須賀くん、蓮くんに..
「あいつには他に好きな人がいるってさ」
「え?」
「自信もないし。本当に彼女を守れるか分からないし、両想いになったって
絶対にすぐに飽きられると思うけど、それでも僕はあの子が好きなんだって。
誰の事か..分かってるよな?」